イギリス選挙(2017)について知っておかないといけないこと

Brexitや度重なるテロ行為で情勢があれているイギリスで間もなく選挙が行われます。

 

 

今回の争点は何なのか、選挙前に一読しておきましょう。

選挙後の復習用にもどうぞ。

今回の選挙に至るまで

イギリスで前回選挙が行われたのは二年前です。この時には保守党が多数議席を獲得しました。

 

イギリス政府は2010年から保守党が自由民主党ととに連立政権を立てていましたが、2015年の選挙により、保守党は単独で政権を維持できる議席を確保しました。

 

そして何が起きたか

Brexitです。

 

2016年の国民投票でイギリス国民はEU離脱することを選び、大きなニュースとなりました。

 

ポンドが乱高下し、株式市場にも影響を与えました。

 

2015年の選挙で保守党を勝利に導いたキャメロン首相は、EU残留派だったため、責任を取り辞職しました。

その後、保守党はサッチャーに次いで二人目の女性首相となる、メイ首相を選出しました。

メイ首相もキャメロンと同様どちらかというとEU残留派でした。

しかし、国民投票の後、彼女は国民投票の結果に従い、EU離脱を考えるようになりました。

 

なぜメイ首相は選挙を実施するのか

 

まず、2015年の勝利メイ首相ではなく、キャメロン首相が勝ち取ったものです。

EU離脱をスムーズに実施するために、国会内でのEU離脱派比率を増やさなければいけません。

そして、今が好機だと彼女は思ったのでしょう。

 

最大野党の労働党は2015年に新しい党首を選びました。

彼は過去30年の労働党の党首の中でも最も左翼です。

 

労働党内部でも彼のやり方を批判する者が少なくなかったようです。

 

これをチャンスだと、メイ首相は考えているのかもしれません。

 

テロ事件の影響は?

一般的に、国内で事件が起きると保守党が有利になります。

 

しかし、今回の場合は複雑です。保守党は財政の緊縮を進めており、警察官の数を減らしたりしています。

イングランドとウェールズでは、警察官が17%減らされました。

 

テロが起きているこの状況で警察官を20,000人も削減したことは、選挙では大きなマイナス材料になるでしょう。

 

イギリスでは治安に対する不安が高まっていますので、治安維持に力を入れる政党が票を獲得してくるでしょう。

 

トランプ大統領の影響は?

日本で有名なトランプさんは、イギリスではそこまで有名ではありません。3月の世論調査でトランプ大統領を知っている人は18%しかいませんでした。

トランプは、テロ事件の後に介入しようとしましたが、メイ首相はイギリスの面子がつぶれては困るとこれを拒否しました。

 

イギリスの人々はトランプ大統領には、あまり興味を持たず、国内のことのみを考えて投票するでしょう。

 

そのほかの背景

保守党は、これまでにトランプの友人ナイジェル・ファラージが率いる英国独立党(UKIP)の支援を受けていたことが明らかになっています。

UKIPは国民投票では成功を収めましたが、国民はまだまだ流動的です。Brexitの投票は、激しいユーロ批判の裏付けでしたが、明確な目的なしで、投票した人もおおかったようです。

UKIPは、保守党の票を増やしていましたが、これからは、そうもいかないかもしれません。

 

結果が出るのはいつ?

投票は5時に締め切られますが、結果が出るまではしばらく時間がかかるでしょう。

イギリス時間の8時頃には当確情報が流れ始めているはずです。真夜中までには大体の決着はついているでしょう。

 

日本時間では、真夜中に締め切りで、明日の朝おきたら結果が出ているという感じでしょうか。

 

結果が気になりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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