戦艦大和の主砲(45口径46cm)の威力はどれくらい?

こんにちは、シュウマイ(@shumai_view)です。

主砲を英語で”main battery”というだなんて知りませんでした。

戦艦大和、大艦巨砲主義時代の産物ですが、その主砲どの程度の威力があるのでしょうか?

 

口径について

主砲の威力について検討する前に、まずは砲の表記の仕方から学びましょう

 

一般に口径と聞いてイメージするのが拳銃の銃身の内径ではないでしょうか?

それは、ある意味正しいのですが、砲の場合には銃身の長さを表すのに口径という用語を使います。

銃の口径

一般にイメージされる通り、銃における口径は銃身の内径を表します。

例えば40口径は、銃身の内径が0.40インチ(約10mm)であることを表しています。

 

銃弾を表す場合には、(口径×薬莢長 弾種)という表し方をします。

例えば、一般のアサルトライフルによく使用されている”5.56x45mm NATO弾”という弾があります。

簡単に言うと、直径5.56mm×長さ45mmの形をしているということですね。

 

砲の口径

砲の場合には、口径長(=銃身長÷口径)を口径と呼ぶことがあります。

大和の45口径46cm砲における45口径は、銃身長が2070mm(45口径×46mm)であることを表しています。

銃身長が長いほど、砲弾を加速する時間が長いため遠くまで飛ばすことができます。

 

戦艦大和の主砲システム

それでは、大和の主砲についてみていきましょう。

45口径46cm3連装砲

戦艦大和の主砲は45口径46cm3連装砲という名前です。

銃身の内径46mm、銃身長2070mm、重量165tという巨大な大砲3つが一つの銃座の上に乗っています。

発射速度は40秒/発(装填に30秒+砲身の上げ下げに各4秒)。

45口径46cm砲の威力

そんな大和の主砲ですが、どのくらいの威力があるのでしょうか?

射程距離

大和の主砲の最大射程距離は、42,026mと言われており当時の戦艦の中では最長の射程距離を誇っていました。

しかし、実践で使える距離というと20km程度であり、諸外国の戦艦と大差はなかったと言われています。

砲弾

左から3つが大和の主砲に使われる46cm弾です。

成人男性が抱き枕にするのがちょうど良さそうな太さです。

 

左から順番に、九一式徹甲弾三式弾、九一式徹甲弾弾体です。

九一式徹甲弾

全長2m、重量1460kg、爆薬量33.85kg

対艦戦闘用に用いられる、徹甲弾です。

時限式の信管が採用されており、敵艦表面の装甲を破ってから内部で爆発するように設計されています。

三式弾

全長1.6m、重量1360kg、25mm×90mmの弾子を996個内蔵。

対空戦闘用の砲弾です。時限式で爆発し弾子を放射状にばらまくことにより、航空機を撃墜するものです。

 

総重量1.5トン、爆薬33.85kgの威力

イメージとしては、子供の体重ほどの爆薬を積んだ普通車がフルマラソンのスタートからゴールに向かって飛んでくる感じです。

途中では、1万mも上空まで飛び上がります。着弾速度は音速を優に超えます。

その威力は、現代のイージス艦を簡単に沈めるほどでしょう。



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